『BASE』は誰でも簡単にネットショップの作成や開設ができるサービスです。
BASEを利用することで、実店舗を持たず、低コストで24時間365日営業することができるので、より多くの販売機会を持つことができるでしょう。
BASEを運用するにあたって重要なのが物流です。物流は顧客体験に大きく関わる部分なので、顧客満足度やブランド価値を向上させるためには非常に重要となります。
この記事では、BASEと倉庫連携することができる発送代行業者の紹介や、発送代行業者の選び方や成功例について解説していきますのでぜひ最後までご覧ください。
テルヰでは、BASEなど多くのモール・ショッピングカートと連携することができる物流代行サービス『HIGH LOGI』を提供しています。
高品質なサービスを提供することはもちろん、各お客様の課題にあった物流戦略をご提案することも可能です。もし、気になる方は下記バナーよりぜひお気軽にお問い合わせください。
BASEを利用することで、実店舗を持たず、低コストで24時間365日営業することができるので、より多くの販売機会を持つことができるでしょう。
BASEを運用するにあたって重要なのが物流です。物流は顧客体験に大きく関わる部分なので、顧客満足度やブランド価値を向上させるためには非常に重要となります。
この記事では、BASEと倉庫連携することができる発送代行業者の紹介や、発送代行業者の選び方や成功例について解説していきますのでぜひ最後までご覧ください。
本記事はこんな方におすすめ!
- BASEと倉庫連携できる発送代行業者を知りたい人
- 発送代行業者を利用するか悩んでいる人
テルヰでは、BASEなど多くのモール・ショッピングカートと連携することができる物流代行サービス『HIGH LOGI』を提供しています。
高品質なサービスを提供することはもちろん、各お客様の課題にあった物流戦略をご提案することも可能です。もし、気になる方は下記バナーよりぜひお気軽にお問い合わせください。
BASEとは?

BASEとは?
専門的な知識や開発スキルがなくても、メールアドレスとパスワードだけでアカウント登録が可能で、わずか数分でショップを開設できます。
初期費用や月額利用料が無料で、商品登録から決済、発送まで一通りの機能が備わっていることから、副業として始める個人や、スモールスタートを希望する中小事業者から高い支持を得ているのが特徴です。
また、BASEにはデザインテンプレートが豊富に用意されており、オリジナルのショップを手軽に作成できます。
さらに、BASEロゴ非表示、メルマガ配信、定期販売、レビュー機能などの拡張アプリも多数あり、成長フェーズに応じてショップ機能を強化できるのも魅力です。
特にアパレルやハンドメイド商品を取り扱うクリエイターやブランドに人気で、感度の高いユーザー層を持つマーケットプレイス『BASE Mag.』との連携によって集客面の支援も受けられます。
BASEの料金プラン
その代わり、商品が売れた際に手数料が発生する『成功報酬型』の仕組みを採用しています。主な手数料は以下の通りです。
スタンダードプランの場合
- 初期費用・月額費用:0円
- 決済手数料:販売金額の3.6% + 40円 +サービス利用料3%
- 振込手数料:250円(+事務手数料が2万円未満の振込時のみ500円) ※2025年7月現在の情報
たとえば、商品代が5,000円で送料が1,000円(計6,000円)の場合、BASEに支払う決済手数料は436円となります。得られる粗利に対して各種手数料は想定しておくようにしましょう。
また、独自ドメイン利用や分析機能の拡張を行いたい場合は『BASE Apps(有料アプリ)』の活用が必要になります。
ただ、基本的な運用においては無料範囲内でも十分な機能を提供しているため、まずはBASE Appsなしで運用すると良いでしょう。
BASEを利用するメリット・デメリット
BASEを利用するメリット
- ✓誰でも簡単に始められる
- ✓初期費用・月額無料
- ✓豊富な機能とアプリ連携
- ✓マーケティング支援も充実
一番のメリットは誰でも簡単に固定費ゼロで始めることができることです。
また、定期販売、予約販売、レビュー機能など、多彩な拡張アプリが用意されており、ショップの成長に合わせて柔軟にカスタマイズもできます。
さらには、BASE Mag.やインフルエンサーとの連携、Instagramショッピング連携など、集客支援の仕組みも整っているのがメリットと言えるでしょう。
- ✓デザインや機能の自由度に限界がある
- ✓販売手数料がやや高め
- ✓物流機能は標準装備されていない
BASEを利用するデメリット
デメリットとしては、汎用性が高いが故にテンプレートがある程度決まっている点です。完全にオリジナルなUI/UXを求める場合は制限を感じることがあるでしょう。
また、月額費用がかからない代わりに、商品が売れた際の手数料が他のプラットフォームと比べてやや割高に感じることもあります。
加えて、受注処理や決済には対応していますが、在庫管理や配送業務は基本的にショップオーナー自身で行う必要があります。
販売量が増えてきた際には業務負担が大きくなる可能性があることがデメリットと言えるでしょう。
こうしたメリット・デメリットを理解した上で、自社のリソースや販売戦略に合わせてBASEを選択すれば、非常に効果的なスタートを切ることが可能です。
特に、発送業務を外部委託することでBASE運営を効率化したいと考える方にとっては、後述する『発送代行サービス』との連携がカギになります。
BASEショップ運営における発送代行の重要性

BASEを運営していると、注文が増えるにつれ、発送作業の負担が非常に大きくなります。作業負担の増加は他業務の圧迫や配送ミスにも繋がるでしょう。
そこで重要になってくるのが発送代行の活用です。重要である具体的な理由については下記の通りです。
- ✓作業の手間を削減し本業に集中可能
- ✓配送品質が向上し、顧客満足度が向上
- ✓スケーラビリティ(成長対応力)の向上
順を追って解説いたします。
作業の手間を削減しコア業務に集中可能
これらの業務は手間がかかる一方で、売上に直結するわけではありません。
発送代行サービスを利用すれば、これら一連の業務をすべてアウトソーシングできるため、オーナー自身は商品開発やマーケティング、顧客対応といった『コア業務』に集中することが可能になります。
特に副業や一人運営でBASEを利用している方にとっては、時間の使い方が成功のカギです。
限られた時間を有効活用するためにも、発送作業を効率化できる物流アウトソーシングは非常に有効な手段といえるでしょう。
配送品質が向上し、顧客満足度が向上
その際に大きな影響を与えるのが『配送品質』です。梱包が雑だったり、配送が遅れたりすれば、顧客の満足度は一気に下がってしまいます。
発送代行業者を利用すれば、プロの手による丁寧な梱包や、安定した配送スピードが実現可能になります。
また、多くの発送代行業者はヤマト運輸や佐川急便、日本郵便など複数の配送業者と提携しており、最適な配送方法を選定してくれます。
これにより、BASEショップの配送クレームを減らし、ショップの信頼性やレビュー評価の向上にもつながります。
スケーラビリティ(成長対応力)の向上
しかし、人的リソースや作業時間には限界があるため、手作業での発送では物理的な成長の壁にぶつかることがあるでしょう。
発送代行を導入していれば、どれだけ注文が増えても安定したオペレーションを維持できるため、売上の伸びに対して柔軟に対応できます。
また、セール時や繁忙期などの一時的な注文増にも強く、成長のチャンスを逃さない体制づくりが可能です。
発送代行を活用することで、BASEショップは『自分一人のビジネス』から『スケールできる事業』へとステージアップすることができます。
BASEと倉庫連携可能な発送代行5選

BASEと倉庫連携が可能な発送代行サービスの中から、特にスモールスタートに対応しやすく、品質やコスト面でも評価の高い5社をご紹介します。
- ✓テルヰ『HIGH LOGI』
- ✓EZLOGI
- ✓オープンロジ
- ✓ウルロジ
- ✓はぴロジ
テルヰ『HIGH LOGI』

- ✓BASE公式API連携で自動化が可能
- ✓梱包品質や在庫管理体制が高評価
- ✓首都圏倉庫で配送スピード◎
- ✓小ロットにも柔軟に対応
『HIGH LOGI(ハイロジ)』は、アパレル・化粧品・雑貨・サプリメント・加工食品など幅広いジャンルの商品に対応した発送代行サービスです。
株式会社テルヰが提供する本サービスは、BASEとのスムーズなAPI連携が可能で、注文情報の自動取り込みから在庫のリアルタイム同期まで一括で管理できます。
倉庫は首都圏に構え、都市部への配送スピードにも優れており、リードタイムの短縮にも貢献可能です。
さらに、商品保管・検品・アッセンブリ・返品対応・廃棄処理までワンストップで対応できるため、BASE運営者は『売ること』に専念できる理想的な物流体制を構築できます。
そして、人件費やシステム管理費など具体的に見える化してますので、コストダウンを実感しやすいのも特徴です。柔軟な価格提案ができるので、スモールビジネスやD2Cブランドのスタートアップにも適しています。
なお、導入に際しては専任担当者が付き、個別の相談や運用設計まできめ細やかにサポートしてくれるため、初めて物流アウトソーシングを検討するBASE利用者にも安心です。
サービスについて気になる方や、無料見積・倉庫見学をご希望の方は、下記よりお気軽にお問合せできます。他社ではお断りされた案件なども歓迎しておりますのでぜひご連絡ください。
EZLOGI

- ✓明瞭な料金設定で全国一律698円~
- ✓少量出荷や副業レベルから対応可能
- ✓当日出荷対応で顧客満足度も高い
EZLOGIは、個人や小規模EC事業者向けに最適化された発送代行サービスです。
BASEの公式アプリとして提供されており、導入もスムーズにできます。注文情報を自動取得して出荷指示や在庫更新まで一貫して対応できるため、物流業務の手間を大幅に削減可能です。
段ボール1箱から始められる柔軟さと、明瞭で低価格な料金体系が特徴となります。11時までの出荷指示で当日発送にも対応しており、配送スピードも優秀です。
副業でのBASE運営や、少量多品種での展開を考えているユーザーには、非常に相性の良い発送代行サービスです。
参考:EZLOGIホームページ
オープンロジ

- ✓初期費用・固定費ゼロの従量課金制
- ✓BASEとのAPI連携で出荷自動化
- ✓全国提携倉庫からの最適配送
オープンロジは『物流のクラウド化』を掲げる発送代行サービスで、BASEともスムーズにAPI連携が可能です。
受注処理や在庫連携が自動化され、EC運営者の作業負担を大きく軽減します。初期費用・月額固定費は不要で、1点からでも利用できる従量課金制が魅力です。
商品数や出荷件数が波のあるECショップにとって、コストを抑えつつ効率的に運用できる点が支持されています。
また、全国に複数の提携倉庫を持っており、最適な倉庫からの出荷により配送リードタイムとコストのバランスを最適化することが可能です。
参考:オープンロジホームページ
ウルロジ

- ✓D2Cに強く、化粧品・冷凍食品にも対応
- ✓WMSと自動仕分けで高効率&低ミス
- ✓定額制プランありでコスト管理しやすい
ウルロジは、BASEなどのD2C向けECショップに強みを持つ発送代行サービスです。
検品・梱包から発送、在庫管理まで一括対応しており、冷凍食品・化粧品・アパレル・越境ECなど多様なジャンルに対応できます。
独自のWMS(倉庫管理システム)や自動仕分け機を活用することでミスを削減し、効率的な物流オペレーションを実現しているのが特徴です。
初期費用無料・定額制プランも用意されており、一定の発送件数が見込めるBASEショップには特にコストパフォーマンスが高い選択肢となります。
ギフト対応や同梱物挿入など、ブランド価値を高める細かな対応も可能です。
参考:ウルロジホームページ
はぴロジ

- ✓全国200倉庫ネットワークで柔軟な出荷体制
- ✓高機能WMS・OMSでリアルタイム管理が可能
- ✓冷凍・ギフト対応など特殊要件にも対応
はぴロジは、全国に200以上の物流拠点を持つクラウド物流プラットフォームで、BASEとの連携実績も豊富です。
倉庫管理(WMS)・受注管理(OMS)・出荷処理を自動化し、リアルタイムで在庫や配送状況を管理できます。
また、冷蔵・冷凍、ギフト、アパレル、化粧品など特殊対応も幅広く対応しており、拡張性の高い物流体制を構築可能です。
さらに、出荷量やエリアに応じて最適な倉庫を自動選定する仕組みを持ち、コストとリードタイムのバランスに優れた運用ができます。
BASEのような柔軟な販売チャネルにフィットしたサービスと言えるでしょう。
参考:はぴロジホームページ
発送代行業者を選ぶ際の3つのポイントとは?

発送代行業者は先ほど挙げた5社の他にもかなりの数があります。それぞれ魅力的なサービスがあり、どの会社を物流パートナーとするか迷ってしまうでしょう。
そこで、物流パートナーを選ぶ上で最重要な3つのポイントについてご紹介いたしますのでぜひご参考にしてください。
BASEとの連携方法と自動化の有無
API連携があると、BASEでの注文情報が倉庫に自動送信され、在庫更新や出荷指示もすべて自動で行うことが可能です。
これによりヒューマンエラーや対応漏れを防げるだけでなく、発送作業の時間を完全にゼロにできるのが大きなメリットとなります。
一方、CSVファイルで手動連携するタイプの業者は運用に手間がかかるため、スケーラブルな運営を目指すなら完全自動化が可能な発送代行を選ぶべきでしょう。
料金体系とコストの透明性
確認すべきは、初期費用・月額料金・保管料・ピッキング費用・配送料などの細かい内訳です。
特に注意したいのが『安く見えて追加費用がかさむケース』で、保管料が無料でも出荷毎に手数料が発生する場合など、トータルコストを試算して比較することが大切となります。
また、料金体系が明瞭で、Webサイトや営業資料にすべて記載されている業者は信頼性も高く、後からのトラブルを避けられます。スモールスタートの場合は、初期費用ゼロ・従量課金制の業者が特におすすめです。
自社の商品・業態との相性
たとえば、化粧品や食品など品質管理が重要な商材を扱う場合は、温度管理や衛生基準の整った倉庫を保有する業者を選ぶ必要があります。
また、ギフトやノベルティを同梱するようなブランディング重視の商材では、丁寧な梱包や付加価値サービスに対応できるかどうかもチェックポイントになるでしょう。
さらに、自社が今後商品数や販売チャネルを拡大する可能性があるなら、スケーラビリティ(成長対応力)に優れた業者を選ぶことで、長期的な業務負荷軽減にもつながります。
自社の商品・業態が合うかどうかを事前の打ち合わせ等でしっかり確認し、物流代行の効果を最大限活用するようにいたしましょう。
なお、自社が求めているものに対して十分に応えられるかどうかを確認するために、実際に現地に見学に行くことも有効です。
見学する際のチェックリストについては下記にて詳しく解説しておりますのでこちらもご確認ください。
BASE×発送代行|スモールスタートから成長した成功例

実際に発送代行を活用した成功例について3つご紹介いたします。
どれもスモールスタートから始まったリアルな成功事例です。
- ✓ハンドメイドアクセサリー作家が『副業から本業』に成長
- ✓アパレルブランドが在庫拡大&配送ミスゼロに成功
- ✓地方の食品ブランドが全国展開を実現
ハンドメイドアクセサリー作家が『副業から本業』に成長
- ✓BASE×発送代行で副業でも手が回る体制に
- ✓出荷業務の時間ゼロで本業との両立が可能に
- ✓自由な時間を確保でき、クリエイティブに集中
ある30代女性作家は、BASEでハンドメイドアクセサリーを販売する副業を始めました。
最初は月10件程度の注文でしたが、Instagramとの連携で人気が急上昇。発送作業に追われて本業との両立が困難になりました。
そこで、BASEと連携できる発送代行サービスを導入したことで、注文情報が自動で倉庫に連携され、梱包・出荷作業から完全に解放されました。
顧客対応や商品開発に集中できるようになり、結果的に売上が3倍に拡大。副業から本業へとステップアップを果たしました。
アパレルブランドが在庫拡大&配送ミスゼロに成功
- ✓BASEとWMS連携で在庫管理が効率化
- ✓検品・梱包精度の向上でクレームが激減
- ✓業務効率化で新商品開発にも注力可能に
20代男性が立ち上げたBASEアパレルブランドは、当初は自宅保管・自力発送で対応していました。
しかし、取り扱い商品が増えるにつれて在庫管理が煩雑になり、誤出荷や在庫ズレが多発。業務の限界を感じたタイミングで、BASEとWMSが連携可能な発送代行業者を導入しました。
倉庫側でバーコード管理・検品を行い、人的ミスを徹底排除。さらに全国配送のスピードも向上し、リピーターが急増しました。
現在は新ライン展開にも取り組んでおり、安定的な成長軌道に乗っています。
地方の食品ブランドが全国展開を実現
- ✓地方発送から都市部倉庫経由にシフト
- ✓配送スピード改善で法人取引も獲得
- ✓ギフト・定期便対応でリピーターが増加
地方の加工食品メーカーがBASEを使って自社商品をEC販売していました。
地域限定で販路を広げていましたが、地方発送ではリードタイムが長く、販路拡大に限界を感じていました。
そこで、全国拠点を持つ発送代行業者に物流を委託し、首都圏倉庫からの出荷に切り替え。結果、配送スピードが改善され、百貨店や法人からの注文も増加しました。
現在では定期便やギフト配送にも対応し、年商は前年比200%に到達。地方のスモールブランドが、物流の力で全国展開を実現しました。
まとめ

BASEと倉庫連携することができる発送代行業者の紹介や、発送代行業者の選び方や成功例について解説してきました。
重要な点は、自社の商材・業態に合った物流代行サービスを活用することです。そうすることで、より効率的で質の高いサービスを顧客に提供することができるでしょう。
もし現在、BASEでネットショップを開設しようとしている、または、既に開設しているが物流に手間がかかってしまっている方はぜひ『HIGH LOGI』をご活用ください。
高品質なサービスを提供するだけでなく、お客様に合わせた物流戦略をご提案し、顧客満足度・ブランド価値の向上にお役立てすることが可能です。
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